家の中や外で蜘蛛を見かけたとき、お腹を上にしてひっくり返っている蜘蛛を見たことはありませんか。
「もう死んでいるの?」「弱っているだけ?」と気になった人も多いと思います。
実は蜘蛛がひっくり返るのには、体の仕組みや体力の状態が大きく関係しています。
特に蜘蛛は足の動かし方が少し特殊な生き物のため、弱ったり死んだりすると逆さまの姿勢になりやすいのです。
また、殺虫剤や環境の変化などが原因で、ひっくり返ることもあります。
この記事では、蜘蛛がひっくり返る理由や逆さまになる仕組み、死んだときの特徴についてわかりやすく解説します。

蜘蛛がひっくり返る理由とは?
- 蜘蛛がひっくり返る主な理由
- 蜘蛛は死ぬとひっくり返りやすい
- 弱った蜘蛛がひっくり返ることがある
- 殺虫剤で蜘蛛がひっくり返る理由
蜘蛛がひっくり返る主な理由
蜘蛛がひっくり返るのは、体のバランスを保てなくなったときに起こることが多いです。
蜘蛛は通常、8本の足で体を支えて歩いています。
しかし次のような状態になると、姿勢を保てなくなり逆さまになることがあります。
- 老化して体力が落ちている
- 脱水や乾燥で弱っている
- 病気やダメージを受けている
- 殺虫剤などの影響を受けている
このような場合、蜘蛛は足に力が入らなくなり、ひっくり返ったまま動けなくなることがあります。
蜘蛛は死ぬとひっくり返りやすい
蜘蛛が死んだとき、仰向けのような姿勢で足を丸めていることが多いです。
これは蜘蛛の体の仕組みに理由があります。
蜘蛛の足は、人間のように筋肉だけで動いているわけではありません。
実は体液の圧力(血圧のような仕組み)を使って足を伸ばしています。
生きているとき
- 体液の圧力で足を伸ばす
- 筋肉で足を曲げる
しかし蜘蛛が死ぬと、体液の圧力が失われます。
すると足を伸ばす力がなくなり、筋肉の働きだけが残るため足が内側に丸まってしまうのです。
その結果、蜘蛛は足を丸めた状態でひっくり返る姿になりやすいのです。
弱った蜘蛛がひっくり返ることがある
蜘蛛は死んでいなくても、弱っているときにひっくり返ることがあります。
例えば次のような状況です。
- 寿命が近い
- 水分不足
- 温度変化
- 餌不足
このようなときは、足の力が弱くなり体を支えられなくなるため、ひっくり返ってしまうことがあります。
ただし完全に死んでいない場合、しばらくすると自力で起き上がることもあります。
殺虫剤で蜘蛛がひっくり返る理由
家の中で蜘蛛がひっくり返っている場合、殺虫剤の影響である可能性もあります。
多くの殺虫剤は、昆虫やクモ類の神経に作用して体を動かせなくする成分を含んでいます。
そのため薬剤の影響を受けると
- 足がうまく動かなくなる
- バランスを保てなくなる
- 逆さまの状態になる
といった状態になりやすいのです。
その後、薬剤の影響が強い場合はそのまま死んでしまうこともあります。
蜘蛛がひっくり返っているときは死んでいる?
- 蜘蛛が死んでいるときの特徴
- 生きている蜘蛛との見分け方
- 蜘蛛の寿命はどれくらい?
蜘蛛が死んでいるときの特徴
蜘蛛が死んでいる場合、次のような特徴が見られます。
- 足が丸まっている
- まったく動かない
- 軽く触れても反応しない
特に足が強く丸まっている状態は、死んでいる可能性が高いといわれています。
生きている蜘蛛との見分け方
ひっくり返っている蜘蛛でも、まだ生きていることがあります。
次のような場合は、弱っているだけの可能性があります。
- 足が少し動く
- ゆっくり体を動かす
- しばらくすると起き上がる
蜘蛛は環境によっては一時的に動けなくなることもあるため、すぐに死んだと決めつけられない場合もあります。
蜘蛛の寿命はどれくらい?
蜘蛛の寿命は種類によって違いますが、一般的には
- 小さな蜘蛛:約1年程度
- 大型の蜘蛛:数年生きることもある
といわれています。
家の中でよく見かけるアシダカグモなども、1〜2年ほど生きることが多いとされています。
寿命が近づくと体力が落ちるため、ひっくり返ってしまうこともあるのです。
蜘蛛はなぜひっくり返る?逆さまになる理由まとめ
- 蜘蛛がひっくり返るのは体のバランスを保てなくなったときに起こる
- 蜘蛛は体液の圧力で足を伸ばす仕組みを持っている
- 死ぬと圧力がなくなり、足が丸まって逆さまになりやすい
- 弱っている蜘蛛もひっくり返ることがある
- 殺虫剤の影響で逆さまになることもある
蜘蛛がひっくり返っているときは、死んでいる場合だけでなく弱っている可能性もあります。
体の仕組みを知ると、蜘蛛の不思議な姿勢にも理由があることがわかります。

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